KYOKO SEKINE - HOTEL JOURNALIST

2021/11/26 | NOTES, TRAVEL to HOTELS

日本の田舎は美しいのです!!
1966(昭和41)年12月12日に生まれた「特急あずさ」

 

奥に見えるのは南アルプスの山々、雪をかぶる写真の山名がわからないが、
南アルプスには日本で2番目に高い北岳(3192m)や、仙丈ケ岳(3033m)、
間ノ岳(3189m)など3000m以上の山がずらり。

東京新宿駅から長野県松本駅までを
中央本線・篠ノ井線経由で運行する特別急行列車
「あずさ」「スーパーあずさ」が走っています。

八王子や大月、甲府を過ぎると、景色は森や山、里山へと変わります。
日本の田舎は本当に美しい!
その後、しばらくすると、韮崎あたりからは南アルプス、
小淵沢付近は八ヶ岳連峰、
そして途中、富士山の雄姿をちらちらと見ながら、
日本で最も日照時間が長いと言われる小淵沢付近を通過すると、
茅野、上諏訪、そして岡谷に近づくと
キラキラと光る諏訪湖が見えてきます。
そして塩尻を過ぎ松本へと向かう途中、右側の山並みに、
美ケ原高原の台形の山が見え、車窓からは
遠く進行方向に北アルプス連邦の入り口が見えてきます。

松本からは大糸線に乗り、白馬、南小谷方面へ行けば
美しい北アルプス連邦が連なっているのです。

何度も何度も、何度も、通っている老舗特急「あずさ」の路線、
約3時間の行程で、車窓を見ていても飽きることがありません。
そして、若い頃に長く住んで仕事をしていた
スイスの山岳地帯、グリンデルワルト村と重なります。

2021年11月26日

Photo: Kyoko Sekine